03.パワーフィルター
※ ここで掲載している情報は、管理人の経験と判断によるものです。
指摘・訂正はお受けしますが、トラブルに対するクレームなどは一切お受けできません。
純正のエアーフィルターはゴミをとるためと消音のために、しっかりとしたフィルターが使われています。
造りがしっかりしているのは良いのですが、その分抵抗が大きくなります。
エンジンが元気よく動く ( スピードを出す ) ためには、十分な混合気 ( ガソリン、オイルの混ざった空気 ) が必要なのですが、エアーフィルターの抵抗が大きいために、エンジンに送られる混合気の量が ( ノーマルでは十分だか ) 制限されます。キャブレターのセッティング・交換、社外チャンバーに交換、ボアアップなどではノーマルの状態のエンジン以上の混合気が必要になってくるので、純正のエアーフィルターでは量が不足することになります。そこで 抵抗が小さい社外品のフィルター(パワーフィルターなど)に交換する必要が出てきます。
ただし、パワーフィルターの交換自体は最高速を上げるなどではなく、社外品チャンバーやボア ( 排気量 ) アップなど改造を行った際に、パーツ本来の性能を引き出すために付けるものです。パワーフィルターの種類によっては、ノーマルマフラーなど改造個所の少ないバイクでは騒音の元となるだけで、肝心の速度は逆に遅くなったり、走りづらくなる場合があります。
プラグ交換や、純正キャブレターのリセッティング(調整)程度の改造であれば、純正交換タイプのフィルター程度をお勧めします。 むき出しタイプ ( 通称 『 どくキノコ 』 ) は、もっと後で試してください。
純正交換タイプで値段は ¥3,000~