02.プラグ
※ ここで掲載している情報は、管理人の経験と判断によるものです。
指摘・訂正はお受けしますが、トラブルに対するクレームなどは一切お受けできません。
基本的なメンテナンスでも触れていますが、プラグは大事なパーツのひとつです。
キャブレターのセッティングやエアフィルタの選択、日常の走行具合 ( 巡航速度や Go & Stop の頻度など ) によっても変わってくるので交換のタイミングも微妙ですが、比較的安価なものなので、複数持っていてもいいと思います。
まずは、今ついているプラグの熱価と焼け具合(電極の色)を確認してください。
新車 / 中古車、出荷時期によるかもしれませんが、JOG 系は 『 BPR*HS 』 と書かれたプラグが装着されていると思います。『 * 』 の部分が熱価をあらわす数字になります。
標準では 『 6 』 あたりのプラグがついていると思います。
焼け具合は、 『 薄い狐色 』 が適切な目安になります。
特定の状況だけで選択した場合のプラグの目安は以下のようになります。
=== 他のセッティングを無視して、走行状況だけで選択する場合 ===
速度 | 低速がメイン | ⇔ | 全域を満遍なく | ⇔ | 高速・全開走行がメイン |
熱価 | 数字を 1 つ小さくしてみる | ⇔ | 標準のまま | ⇔ | 数字を 1 つ大きくしてみる |
=== 走行状況を無視して、焼け具合だけで選択する場合 ===
速度 | 黒っぽい | ⇔ | 薄い狐色 | ⇔ | 白っぽい |
熱価 | 数字を 1 つ小さくしてみる | ⇔ | 標準のまま | ⇔ | 数字を 1 つ大きくしてみる |
実際には、走行状況やセッティングなど総合で考える必要があります。
また、プラグは 消耗品 です。
通常の使用では意識することはあまりありませんが、電極部分が丸まっていたり短くなっていたりするものは交換をお勧めします。