無線LAN

パソコンでインターネットをするために通常ならLANケーブルが必要になりますが、別項でも触れたように、わが家はレイアウトの都合でノートPCが主力マシンになるわけで、その状況でLANケーブルを這い回らせていたら、せっかくのノートPCのメリットが大幅ダウンです。

というわけで、このマシンも到着早々にPCカードタイプの無線LANカードでインターネットの環境を整えたわけですが、このPCカードの出っ張りって意外と邪魔になるんですよね。
長方形の本体の外周に対して、一箇所だけ2センチ程度の出っ張り。
横にコップを置いていたら引っ掛けそうになったり、万が一PCカード側を下に落としたらスロットが破損したり、etc

ところで、この機種について調べていくとメーカーオプションで内蔵無線LANが搭載できるようになっています。
分解して確認してみると、キーボードの下に miniPCI スロットが確かにありますので、ここに無線LANカードを追加すれば、PCカードの出っ張りをなくすことが可能です。

というわけで、適当な miniPCI の無線LANカードを探すことにします。

 

ところが、ここでひとつ問題が。

内蔵無線LANカードの場合、一般的には、液晶パネルの周囲に無線LANのアンテナを取り回すことになります。で、このケーブルって機種それぞれで長さがあって、また、それを取り付ける受け側のネジなんかも必要になるんですね。仮に、適当なケーブルでごまかすとしても、やっぱりケーブルは別に用意する必要があるし。
それらを考慮して概算を出してみると、無線LANカード 2k、アンテナケーブル 2k、送料や雑費なんかも合わせてざっと5k。
本体 5k にたいして、無線LANキット 5k っていうのは・・・。

そんなことを考えながらさまよっていたところに、うってつけの製品を発見しました。

某オークションで、無線LANカードに短いアンテナがセットになったものがなんと 1k。
どこまで使えるのかわからないけど、仮に失敗してもやすい勉強代ということで、ポチっ。

 

到着した商品は 「 UNEX RM1 」 というもので、中身は 「 Ralink RT2500 」 というものらしい。
(ちなみに、「 Buffalo WLI-U2-KG54 」 の中身なんかにも使われているそうな)

取り付けは、以下の手順で。

まずは、背面のヒンジカバーのネジを外します。
液晶をあけた状態で、1)右のヒンジカバー、2)真ん中のスイッチ類の上の細いカバー、3)左のヒンジカバーの順で外します。
左のヒンジカバーは裏に電源スイッチのケーブルがつながっているので、切らないように注意しながら作業してください。
キーボードは左右4箇所のツメでとまっていますので、キーボードを曲げてクセをつけない程度のコジって外します。
キーボードの裏にもケーブルがあるので、こちらも要注意。
キーボードが外れたら金属カバーが見えますので、周辺のネジを外して金属カバーを外していきます。
金属カバーが外れたら、真ん中上のほうに miniPCI スロットが見えるので、そこにカードを装着。
あとは、外したパーツを逆の手順で戻していけば作業終了です。

ドライバはダウンロードサイトの案内がはいっているので、そこからダウンロード。
サイト:http://www.tekvisions.com/drivers/drivers_365.asp
ファイル名:UNEX Windows.zip
そして、接続を試してみると・・・

PCカードでは 100% の電波状態が内蔵無線LANカードで 80% 程度に下がったけど、それ以外はまったく問題なし。
インターネットもファイルコピーも普通に行えました。


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