徒然なるままに・・・ | ダイナミックＤＮＳ

ダイナミックＤＮＳ

DNSって？

DNS （ Domain Name System ）とは、IPアドレスとホスト・ドメイン名を関連付け・変換する仕組みです。
DNS レコードというデータベースで管理されます。

インターネットの世界では、特定のサイトにアクセスする場合に『 http://www.xxx.co.jp 』といったホスト・ドメイン名を指定（入力）します。しかし、初めてWEBサーバーを公開する環境ではADSLモデムなどに割り当てられた IP アドレス『 xxx.xxx.xxx.xxx 』しか自分を示すものが無いので、外部からアクセスする場合は『 http://xxx.xxx.xxx.xxx 』と入力しなければなりません。
そこで、公開するサーバー『 xxx.xxx.xxx.xxx 』をホスト・ドメイン名『 http://www.xxx.co.jp 』でアクセスできるように登録・設定します。

ところで、ここで一つ問題があります。
一般の ADSL 環境で常時接続を行っている場合、 ADSL モデムなどに割り当てられている IP アドレスは ADSL モデムの再起動や回線の切断など、様々な要因で変更されます。そうすると一度登録した DNS の情報が無効になってしまいます。
そこで、ダイナミック DNS の出番です。
ダイナミック DNS （動的 DNS、DDNS、Dynamic Updates in the Domain Name System ）とは、上記のようなIPアドレスが変更する環境のために、動的に（任意に設定） DNS レコードを変更することで一意のホスト名を利用して接続することが可能になります。

ZiVE DNSサービス

インターネットで『ダイナミックDNS 』を検索すると、有料・無料など様々なサービスがあります。
管理人はそれらの中から、比較的利用者が多い『 ZIONのダイナミックDNSサービス』を利用することにします。
というわけで、まずはサイトへ行ってユーザ登録です。

（１）サイトのトップページに『ユーザ登録』が有るので、こちらをクリックします。

（２）利用規約の画面に変わります。
実際には黄色の枠内に利用規約が記載されていますので、さっと目を通して『利用規約に同意する』をクリックします。

（３）ユーザー登録の画面になるので、『ユーザー ID 』『メールアドレス』を入力して『登録』をクリックします。
ユーザー ID が別のユーザーによって既に登録されている場合はその旨メッセージが表示されますので、そのときは別のユーザー ID を考えてください。

（４）ユーザー登録が完了すると、その旨メッセージが表示されます。
しばらくすると、登録したメールアドレスにパスワードが送られてきます。

ホスト名の設定

ユーザー登録が終わってパスワードが入手できたら、いよいよホストの設定です。

（１）サイトのトップページに『ログイン』が有るので、こちらをクリックします。

（２）『あなたのユーザID 』『あなたのマシンのIPアドレス』『あなたのマシンのホスト名』にそれぞれ表示がされていると思います。

（３）左のメニューから『ホスト登録』をクリックします。

（４）ホスト登録の画面になります。
『ホスト名』に好きな名称を入力します。『ドメイン名』は現在は『 zive.net 』以外は選択できません。接続方式は『常時接続ホスト』を選択します。ちなみに『ダイアルアップ接続ホスト』ではメールサーバーの機能は利用できません。
ホスト名が別のユーザーによって既に登録されている場合はその旨メッセージが表示されますので、そのときは別のホスト名を考えてください。

（５）ホスト登録が完了すると、その旨メッセージが表示されます。
ホスト名称を確認した上で、左のメニューから『ホスト設定』をクリックします。

（６）登録情報の画面になりますので、『常時接続ホスト』に表示されている作成したホスト名をクリックします。

（７）『 IPアドレスを設定する』の項目にチェックをつけて、現在のIPアドレス（ ADSL モデムなどに割り当てられている IP アドレス）を入力します。入力できたら『データ更新』をクリックします。
『現在のメールサービス状況』は今は設定しないのでそのままにしておきます。