マシンの準備

使用するOSを考える

自作サーバを始めるときに最初に悩むのが使用するOSです。
現在一般的に使用されているOSであれば、ほぼすべてのOSがサーバーとして稼動可能だと思います。ココを見られている方のほとんどはWindowsOSをメインに使用されている方だと思います。それらのマシンは設定次第ではOSをそのままサーバーとして利用可能です。他にMacintosh、Linuxなどもいると思いますが、これらも同様です。
世間様一般には『サーバーを導入/設置するのであればLinux』と言われる方が多数でしょう。管理人もそう思います。無料、安定動作、低スペック機の再利用、頻繁なバグフィックス(不具合修正)etc
でも、実際にLinuxをサーバーとして動作させる知識を持っている人はWindowsユーザーに比べると圧倒的に少ないと思います。管理人もそうです。(笑)

ということで、管理人の環境では 『Windows 2000 Server』 を使用することにします。

Linuxの知識をもっている方、自宅サーバーを始めるにあたってLinuxの勉強をされようとしている方にはは申し訳ありませんが、このページはお役に立てないと思います。そういった方は、当HPトップにある 自宅サーバーWebRingから最適なページを探してみてください。もちろんこのまま読み進めていただいても結構です。m(__)m

使用するマシンを考える

使用するOSが決まったところで、OSが動作するために必要なマシンスペック(マシンパワー)を 考える必要があります。
Microsoft社の 『必要システム』 によると、以下のように記載されています。

必要システム
コンピュータ/プロセッサ 133 MHz またはそれ以上の Pentium 互換 CPU
メモリ 256 MB の RAM 推奨 (最低 128 MB をサポート、最高 4 GB)
ハードディスク 1 GB 以上の空き容量がある 2 GB のハード ディスク(ネットワークからインストールする場合、CD-ROM からインストールする場合に比べて追加の空き容量が必要)
CPU サポート Windows 2000 Server では、1台のマシン上で最大 4つの CPU がサポートされます。

上記表を見てもらえればわかるように、必要なスペック自体は高くありません。5年位前のWindows98のマシンでも動作します。幸いにも管理人宅には管理人が始めて自作をしたときからのマシンがお蔵入り寸前の状態で残っていましたので、こちらを使用することにします。
ということで、管理人のマシン紹介です。

管理人のシステム
マザーボード MSI社製 MS-5169
CPU AMD社製 K6-2+ 450MHz(オーバークロックして550MHzで常用)
メモリ ノーブランド PC100 SDRAM 256MB + PC100 SDRAM 128MB
ハードディスク Maxtor社製 4R060L0 60GB ATA133(マザーボードに容量/転送速度の制限があるため、ACARD社製 AEC-6880を経由して接続)
ATAカード ACARD社製 AEC-6880
Video ASUS社製 AGP-V3000
SOUND 無し
LAN メーカー不明 Intel Pro100チップ搭載LANボード
CD/FDドライブ 無し
OS Windows 2000 Server SP4

設置場所を考える

自宅サーバーを設置する場合、設置場所を考える必要があります。
一人暮らしや自分の部屋があるユーザーはそんなに悩まないかもしれませんが、マシンの騒音を気にする人や家族と同居で自分の部屋が無いユーザーなどは、極力周囲に迷惑のかからない場所を探さないといけません。
電源の確保、LANケーブルの確保、操作性、騒音の減少などを考慮すると、メイン環境のそばにある押し入れなどに入れるのが手っ取り早いと思います。
そういった場所が無い場合は、マシンをノートPCにしたり、ファンレスにするという方法もあります。
なんにしても、家族の同意を取り付けるのが最優先事項でしょう(笑)


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