ZIPPO のメンテナンス

タバコを吸っている人間の永遠のあこがれ・・・って言うと大げさですが、ZIPPOライターを愛用している人はたくさんいると思います。
かく言う管理人もいくつかの ZIPPO を渡り歩いて今は手になじんだひとつの ZIPPO を愛用しています。

ZIPPOって相性があるみたいで、使っていると良いものは手になじんで合わない物はなんとなく使わなくなっていくんですよね。
で、実際相性の合うもの・愛着の出ているものってずっと使っていたいと思うんですが、長年使っていると 『 最近なんだか火の付きが悪くなってきたな 』 なんて思うことがあります。
皆さんはありませんか?

ということで、今回はZIPPOのメンテナンスです。
といっても何も大げさなことも特別なこともするわけでありません。
ちょっとばらして組みなおすだけです。
では、本編をどうぞ。

私は、ZIPPOに詳しいわけもなければ、ライターのプロでもありません。
以下の手順も独自のものなので、正しい手順かは不明です。また、以下の手順を参考に作業を行って何らかの損害を受けても、私には一切責任を取る術がありません。
あくまで、ネタとしてご覧ください。


はい、いきなりバラしちゃってます(笑)

バラし方は簡単です。
1.ZIPPOを開ける
2.中身をケースから引き抜く
3.裏返して石の入っているネジを緩める
4.石を取り出す
5.綿を取り出す
6.芯を引き抜く
注意事項は、作業前にオイルをしっかり蒸発させておくことです。でないと、綿を取り出すときにオイルまみれになります。
綿や芯を取り出すためにピンセットがあると作業が楽になります。

綿など、内部をくりぬいた状態です。

ちょっと見づらいですが、真中に芯を通す穴があいていて、横には石を入れるための煙突のようなものがあります。

芯です。

標準では10センチ程度長さがあります。
先端のこげている部分をハサミやニッパなどで切り取ります。
一度に1センチ弱切り取れば十分だと思います。
メーカーの推奨では全長が5センチ以下になったら芯の交換時期だそうです。

端を切り取ったら、元の穴に風防 ( 火の付くところ ) から差し込み底側から引っ張り風防より少し低いくらいに調整します。

綿です。

取り出した直後はガチガチになっていると思います。
つめ直すときは適当にほぐして芯に絡めるようにきっちりとつめていきます。
といっても、別に神経質になる必要はありません。


上記作業(確認)が終わったらばらした順番と逆の順番でくみ上げていくだけです。
最後にオイルを注入して着火できることを確認して作業終了です。
なにも難しいことはなかったですよね。
というわけで、皆さんも興味があれば自己責任で行ってみてください。

参考資料

正規取扱店で購入した場合、日本語の保証書が
付属しています。ディスカウントストアなどで
購入した場合は英語版がついていることが多い
ようです。
左の画像は日本語保証書の抜粋です。

サイトによっては専門用語で説明されている
場合もあるようです。用語は以下を参考に。

部品 名称
外側の部分 ケース
内部の機構全体 インサイドユニット
丁番 ヒンジ
石を削る丸い部分 (フリント)ホイール
丁番の横のひょうたん カム
発火石 フリント
ウィック

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