Ubuntu ~WinSCP~

WinSCPを使う

ホームページを公開するなど、Webサービスを提供するサーバーではコンテンツのメンテナンスが必要になります。
一般的な方法としては ftp を利用してサーバーにファイルを転送する方法がありますが、今回はよりセキュアな環境の構築を考えて、SSH でのファイル転送を行います。

WinSCP は SSH(Secure SHell) を使う SFTP(SSH File Transfer Protocol) と SCP(Secure CoPy) のクライアントです。
サーバーに OpenSSH がインストールされていれば、このアプリケーションを使用して容易にファイルメンテナンスが行えます。

簡単に言うと、ftp で利用される ffftp などのソフトウェアの SSH 版と思ってください。 

事前準備

上記のとおり、WinSCP を使用するには、サーバーに OpenSSH がインストールされている必要があります。

別ページにある手順などを確認して、OpenSSH をインストールしておいてください。

WinSCPのダウンロード

公式サイト にアクセスしてください。

(1)ページが表示されたら、『DOWNLOAD』をクリックします。


(2)ダウンロードのページが表示されたら、WinSCP x.x.x の項目の『Installation Package』をクリックする。

(3)以降は、通常のファイルのダウンロードの手順で任意の場所にファイルを保存します。

WinSCPのインストール

ダウンロードが正常に行えたら、実際のインストール作業に入ります。

(1) ダウンロードしたファイル (今回は「winscp415setup.exe)をダブルクリックで実行します。

(2)言語の選択が表示されます。
「Japanese - 日本語」になっていることを確認して「OK」をクリックします。

(3)インストールウィザードが開始します。
「次へ」をクリックします。

(4)使用許諾書が表示されます。
「次へ」をクリックします。

(5)セットアップの方法を確認する画面が表示されます。
「標準的なインストール」を選択して「次へ」をクリックします。

(6)インストールの初期設定を確認する画面が表示されます。
アプリケーションが起動したときのウィンドウスタイルを選択できますので、好みで選択して「次へ」をクリックします。

なお、この設定はインストール後も変更できますので、実際に使用してみて使い勝手が悪ければ変更してください。

(7)インストール開始の確認画面が表示されます。
開始するために「インストール」をクリックします。

(8)インストール完了の画面が表示されます。
チェックボックスは任意で「完了」をクリックします。

動作確認

設定が終われば、動作確認です。

起動すると左のような画面が表示されますので、「ホスト名」にサーバーの IP アドレスやホスト名、「ユーザ名」「パスワード」にサーバに登録しているユーザー/パスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

サーバーに接続されて、サーバーのファイル/フォルダにアクセスできれば正常です。


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